最近、体が重だるい、冷えが気になる、寝つきが悪い…。
そんな小さな不調を感じた時、薬膳茶は心強い味方になります。
お湯を注ぐだけで体を内側から整えてくれる、手軽なセルフケアです。
今日は、季節や体調に合わせた薬膳茶の選び方を紹介します。
薬膳茶とは？
「薬膳茶」とは、中医学の考え方をもとに、体質や季節に合わせて食材を組み合わせたお茶のこと。
薬ではなく、食材（なつめ・クコの実・生姜・ハトムギ）などを使うため、、毎日続けやすいのが特徴です。
「薬膳＝難しい」という印象を持つ方も多いいと思います。実際に私もそうでした…笑
薬膳は難しいものではなく、日常に取り入れやすい健康習慣です！
おすすめ薬膳茶5選
１ ルイボス茶
南アフリカ原産のハーブティーで、抗酸化作用が高く、「飲む美容液」とも呼ばれています。
ノンカフェインで、むくみや冷えが気になる方、肌トラブルが多言い方におすすめ。
🌼相性のいい素材
クコの実・なつめ・ローズ
💡濃いめに煮出して蜂蜜を少し加えると飲みやすくなります。
２ 黒豆茶
黒豆にはポリフェノールが豊富で、血流を促し体を温めてくれます。
香ばしい風味で食事にも合い、冬場の薬膳茶にピッタリです。
🌼相性のいい素材
生姜・シナモン・なつめ
３ なつめ茶
「1日３粒で老けない」と言われるほど滋養強壮と美容効果が高い薬膳食材。
ほんのり甘くて夜寝る前にもおすすめです。
🌼相性のいい素材
クコの実・陳皮（みかんの皮）・紅茶
４ ハトムギ茶
体の余分な水分を排出する「利水作用」があり、美肌、むくみケアに◎
🌼相性のいい素材
とうもろこしのひげ茶・はちみつ
５ 菊花茶
パソコン、スマホ疲れ、頭がのぼせやすい方におすすめ
目を休める作用とリラックス効果があり、午後のティータイムにピッタリ！
🌼相性のいい素材
ミント・ジャスミン
薬膳茶を美味しく飲むコツ
薬膳茶は、特別な道具がなくても大丈夫。
お気に入りのカップやマグカップにお湯を注ぐだけで香りがふわっと広がります。
その日の気分で組み合わせを変えるのもおすすめ！
例えば、少し元気を出したい日は、「ルイボス＋なつめ」
寝る前には「黒豆＋生姜」などブレンドすることで味にも深みが出ます。
少しはちみつを垂らしたり、レモンを加えたりすると、季節を問わず美味しく飲めます。
香りを感じながら、一息つく時間そのものが薬膳の「養生」です
おわりに
薬膳茶は、体を整えるだけではなく、心を整えるお茶でもあります。
一杯のお茶をゆっくり味わうことで、自分の体調や気分と向き合う時間が自然と生まれます。
難しく考えず、「今日はどんな香りに癒されたいかな？」と選ぶだけでOK!
小さな日常の積み重ねがいつの間にか体のリズムを整えてくれるはずです。
今日も、あなたの体と心に優しい一杯を
