蓮の実(はすのみ)

レンコンは蓮の根にあたりますが、蓮の花が枯れた後の花びらの付け根に収まっているのが「蓮の実」です。中国では清の皇帝の誕生日を祝う膳に欠かせない食材でした。脾を守る果実として珍重され胃腸機能を整えて精力を養い、百病を癒す薬として用いられてきました。さらに、精神面のも効果があり、心を落ち着かせ安眠をもたらすと言われています。

薬膳データ

体質気虚血虚
五性
五味甘・渋
帰経脾・腎・心

8月〜9月

選び方

日本では熟した実を茹でて乾燥させたものが一般的。実が崩れていないもの、なめらかなクリーム色のものを選ぶ。

保存法

高温多湿を避け、開封後は冷蔵庫で保管するとよい。

おすすめの食べ合わせ

下痢の改善に
➕米
蓮の実には日の働きを良くすることで消化を促し下痢を止める作用があります。米と一緒にお粥にすると吸収が良くなります。

胃の調子が悪い時に
➕ライチ
➕なつめ
一緒に柔らかく煮てコンポートに。漢方では、胃腸が弱いのは脾の気が弱いと考えます。脾を養う食材を組み合わせることで働きを高めます。

注意ポイント

芽は取り除いて使う。
蓮の実の中に芽が入っているものがあります。苦味が強いので取り除いてください。また、便秘の人は摂取を控えましょう。