陳皮(ちんぴ)

主に熱した温州みかんの皮を日陰干しにし、乾燥させたもの。陳皮には「古い皮」という意味があります。甘く爽やかな香りが気を巡らし、胃腸の働きを助けたり、気分をリフレッシュさせてくれます。煎じて飲めば咳や痰を伴う風邪の薬になり、料理に使えば胃を刺激して食欲を増進させます。また、入浴剤として用いると体を温め、発汗を促進します。

薬膳データ

体質気滞・水毒
五性
五味辛・苦
帰経脾・肺

11月〜12月

選び方

「温州みかん」の皮を使用。よく乾燥した古いものほど貴重品とされている。

保存法

吸湿しやすいので、開封後は、湿気の少ない涼しい場所で保管する。冷蔵庫では保存しない。

おすすめの食べ合わせ

痰が気になる時に
➕なし
➕ハチミツ
陳皮もなしも痰をとる働きがあります。梨を柔らかくする煮込み、陳皮を加えてから5分ほど加熱。喉を潤すハチミツで甘みをつけます。

食欲増進に
➕なつめ
なつめと陳皮でお茶に。なつめが胃腸の機能を補い、陳皮が胃の気を巡らせて食欲を高めます。だるさや貧血の改善にも役立ちます。

注意ポイント

加熱しすぎない。
香りに気の巡りをよくする作用があります。加熱しすぎると香りが飛んで効能も弱まるので注意を。