こしょう(胡椒)

こしょうは、体を温め、胃腸の働きを活発にする香辛料です。
薬膳では「温中散寒・下気消痰」の作用があるとされ、
冷えによる胃痛や食欲不振、痰がからみやすいときに用いられます。

ピリッとした辛味が、気を下に巡らせて消化を助けます。

薬膳データ

体質陽虚気滞
五性
五味
y胃・大腸

一年を通して利用可能

黒胡椒・白胡椒ともに乾燥香辛料として常備されます。

こしょうの働き

・体を温め冷えを散らす
・胃腸の働きを高める
・痰を減らす
・食欲を促す

こんな人におすすめ

・胃が冷えやすい
・食欲が出ない
・痰がからみやすい
・冷房で冷えやすい

選び方

・香りが強く刺激のあるもの
・粒が均一で割れていないもの
・挽きたてが最もおすすめ

保存法

・ホールは密閉容器で保存
・粉は早めに使い切る
・湿気と直射日光を避ける

おすすめの食べ合わせ

・ウコン:消化促進と巡りを高める
・生姜:温め作用を補強
・肉類:消化を助ける

注意ポイント

・刺激が強いため使い過ぎに注意
・胃炎や熱症状がある場合は控えめに
・体調に合わせて量を調整する