花椒(ホアジャオ/山椒の実)

花椒は、体を温めながら気血の巡りを促し、痛みを和らげる香辛料です。
薬膳では「温中散寒・止痛・燥湿」の作用があるとされ、
冷えによる腹痛や胃腸の不調、湿気による重だるさを感じるときに用いられます。

しびれるような辛味と爽やかな香りが特徴です。

薬膳データ

体質陽虚
五性
五味
帰経脾・胃・腎

9月〜10月

乾燥品は一年を通して利用されます。

花椒の働き

・体を温め冷えを散らす
・痛みを和らげる
・湿気を除く
・胃腸の働きを整える

こんな人におすすめ

・お腹が冷えやすい
・体が重だるい
・胃腸の調子が不安定
・刺激で巡りを良くしたい

選び方

・粒が揃い赤みがあるもの
・香りが鮮烈なもの
・黒ずんでいないもの

保存法

・密閉容器に入れ冷暗所で保存
・粉末は早めに使い切る
・香り移りに注意する

おすすめの食べ合わせ

・唐辛子:温め作用を強化
・八角:胃腸ケアを高める
・生姜:冷え対策を補う

注意ポイント

・刺激が強いため使い過ぎに注意
・胃腸が弱い人は控えめに
・体質に合わせて使用量を調整する